きょうのことば 第10集 / The Words / 2004.01公開 | |||
きょうのことば 第10集 2003下半期 The Words |
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ことばの使い方ひとつで、ものごとがガラリと変わる。みんなはそう言っているけど、裏を返せばこんな意味なんじゃない? キレイごとは、なし。時事世相に「忍び足、のち急襲」でせまっていきたい。
20031202号
巷のパロディ 「真っ向オービス」
クルマで帰省する方はスピードの出し過ぎに注意。
20031201号
巷の名曲 「ジャスコの火曜市」の店内音楽 スーパーマーケットの店内で流れるBGM、特に店舗のイメージソングというのは、意識しなくとも繰り返し聴いているうちにしっかり頭に焼きついてしまうものだ。一種のサブリミナル効果なのかもしれないが、時に予期せぬ場所でそれらの音楽を思い出してしまい、いつまでも耳から離れずにまとわりつくことがある。 過去の「おさかな天国」のヒットは、スーパーマーケットの鮮魚売場で繰り返し流されたためと分析した人がいるが、日用必需品を買い求める場所で流れる音楽には相当な影響力があることを認識するいい例だ。 さて近頃、私の脳裡には大手スーパー「ジャスコ(JUSCO)」の店内BGMがこびりついて離れないでいる。その最たるものはこれ。火曜日に流れるあの曲だ。
♪ジャスコのぉ〜 おいしい 火曜市!
当該店舗では毎週火曜日に、食料品をはじめとする商品をとても安い価格で売る「火曜市」を開催しているが、その日だけ聞くことができる。 押し合いへし合いして商品に群がるのもいいが、たまには館内のBGMにも耳を傾けてみると面白いかもしれない。かなり以前から流れているが、いったい誰が作詞作曲したものなのか、非常に気になる。 また、毎時0分の時報代わりに流れる
♪会うたびに 胸に感じる 新しい驚きは という歌詞のテーマ曲(タイトルは「Only at JUSCO」?ちなみに歌手は「See-Saw」とのこと)もイントロのシンセがいい音を出しているなかなかの名曲だ。インストバージョンをテレビ朝日系列「ニュースステーション」の時間帯に流れるジャスコのCMで聴くことができる。2曲とも店内の雑踏を抜きにして聴いてみたい。 ※歌詞が間違っていました。
関連サイト
参考出展
20031101号
巷の広告 どっちが誤解なのか〜社会保険庁国民年金CM〜
年金問題。将来支給される年金の財源をどこに求めるのか、支給額の水準をどうするのか…11月9日に実施される衆議院選挙で各党が争点にしている。
誤解 ドラマ「ショムニ」でおなじみの江角マキコがこちらをにらみつけているビジュアルの、朝から腹がむかむかしてくる不快な広告だ。テレビCMでも同様のキャンペーンを実施しているが、これも腹立たしい。何が腹立たしいのだろうか。
ひとつ、犯人探しに何の意味があるのかということ。
納入率が低いのは事実だ。しかし、なぜ納入率が低いのか、という根本的問題を先送りにして、「誰だ、もらえないなんて言ったのは。言ったヤツは出てこい」などと犯人探しをするのは本末転倒だ。
任意加入だった40年前、「全部払えば確実です」と言われて一括全納した先達はいま、「これだけでは給付することはできません」と言われて追加の保険料を払わされている。40年前の「約束」がことごとく裏切られる制度に誰が信用するというのだろうか。くだんの広告からは「信用」が全く見えてこない。若い人は自分の親や祖父母の姿を見て判断しているのだ。
感情を逆なでするだけの広告は要らない。
だめだ、この怒りをどこにぶつけよう。 ※本文画像のうちは上部は再現、下部は架空のものです。
関連サイト(2003.11.16補遺)
→asahi.com
20031002号
投票は11月9日 '03 衆院選政党CM川柳
変われども 変わってないよと 焼き直し
つよいとは? 読まなきゃわからぬ マニフェスト
憂き世沙汰 アニメに薄まる その危機感
共産党 今年はCM やりません
関連ページ
20031001号
それでもみんなが集まれば…
窓を開けると風に乗ってほのかな甘い香りがしてくる季節になった。 そう思っている矢先、外を歩いていた子供が「あ、トイレのにおいがする!」とひとこと。トイレ用の人工芳香剤が作り出したイメージの強さを思い知らされた。
関連サイト
20030801号
巷の広告 宝島社「生年月日を捨てましょう。」
毎回、鋭い切り口のクリエイティブで話題を呼ぶ宝島社の広告。
生年月日を捨てましょう。
2面見開きの全面カラー広告には、中世西欧風のインテリアに佇む、まぶしいばかりにピンクのドレスを着た美輪明宏氏(シャンソン歌手)の姿がある。 美輪明宏氏ほど年齢が分からない人も珍しい。生年月日や年齢にとらわれない人というのは、どこか活き活きしている。 私も生年月日や年齢を聞いて妙に納得することがあるが、こうした行為は人間をひとつの枠組みにはめ込んでしまっているともいえ、個々人の持つ潜在的な力を自ら見過ごしてはいないかと考えさせられる。
ただ、年齢に縛られない、ということは、個々人の人間性を今まで以上に問われる。 美輪明宏氏のビジュアルは「品性」の大切さを教えてくれる。
参考サイト
20030702号
備忘録・だからなんだというのか 1. 空耳コマーシャル。
♪マツモトキヨシの マツモトキヨシの 激安大セール〜 医薬品だって劇薬に相当するものがあるのだから、聞き間違えたところでそれほど影響はない。 2. 寿司の折り詰めに入っている、緑色の仕切りの名前。 ばらん
「ああ、あれね」と言いつつ、数日後に名称を忘れてしまうパーツ。 3. 小6少女4人監禁事件に関係しているとみられる、渋谷の怪しいアルバイト プチエンジェル
同名のアイドルグループの名前を騙ってひどいことをする悪いやつ。 4. 京都1200年の歴史を誇る祭事のクライマックスにおける、ちょっとやばい変換例。 山鉾巡航
まるでトマホークが飛んできそうな勢いである。
参考サイト・書籍
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