きょうのことば 第7集 / The Words / 2002.07更新 | |||
きょうのことば 第7集 2002上半期 The Words |
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ことばの使い方ひとつで、ものごとがガラリと変わる。みんなはそう言っているけど、裏を返せばこんな意味なんじゃない? キレイごとは、なし。時事世相に「忍び足、のち急襲」でせまっていきたい。
20020601号
巷の風景 W杯便乗商品のアンバランス
5月31日より開催された韓国・日本共同開催のFIFAワールドカップ。
さて、開催期間中の街中を歩いていると、さまざまな「ワールドカップ的」な光景に出会うことができる。日本代表チームのユニフォームを売るグッズコーナー、そのユニフォームを着てカウンターに立つベーカリーショップのお姉さん。結構可愛かったりする。 だが、驚くのは早かった。近所のスーパーにはオフィシャルロゴパッケージの「水戸納豆」が売っていたのだ。世界的イベントと日本古来の食品の組み合わせのアンバランスさに思わず笑いがこみ上げる。
20020102号
巷の風景 USJでUFJを眺む。
先日、大阪桜島のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)へ行ってきた。日中でも10度以下の気温だったためか、水ものアトラクションが売り物の場内は思ったよりも少なかった。その分、何十分も並ぶことなくアトラクションを楽しむことができた。寒いときには「バックドラフト」を見物するのが最良だと感じた。
さて、アトラクションだけでなく映画のセットが展示された場内を散策するのも結構楽しいものだが、そこで発見したのがこの風景。
20020101号
巷の風景 結局、インパクって何だったんでしょうね…
小泉首相の就任前に、森さんという総理がいたそうで、分かりもしないのにひたすらIT、ITと叫んで2001年は明けた。
大したコンテンツでもないのに、カネと労力をかけてこの企画を立てた意味を考える人はあまりいなかったのではないだろうか。ネットはあくまでもインフラであって、そこで何をするか、何ができるのかをわかりやすく提示するのがこの博覧会のすべきことだったと思うが、一切提示していなかった。 国家予算を使って、有名デザイナーやプランナー、ライターを呼んだ割には、得るものがなかった。まるで、クルマの通りの少ない田舎の農道を10メーター舗装道路にするような公共事業だった。 このようなイベントが開催されていたことを、現在になっても記憶している人は一体どのくらいいるのだろうか…。 |
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