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きょうのことば 第3集 2000 The Words

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巷の風景

 ことばの使い方ひとつで、ものごとがガラリと変わる。みんなはそう言っているけど、裏を返せばこんな意味なんじゃない? キレイごとは、なし。時事世相に「忍び足、のち急襲」でせまっていきたい。
 (「きょうのことば」は、「STIJNews」のワンコーナーです。ここでは過去のバックナンバーを収録しています。)

20000602号
現代広告考
選挙ポスター川柳

 自民党 景気とオブチで ボロ隠し

 「小渕前首相の思いを受け継ぎ…」死人に口なし。「神の国」オカルト総理がワケありにニヤついている写真を慌てて差し替え。道理で顔と胴体のつながりが不自然なわけだ。かろうじてクビがつながっていると申しましょうか。

 民主党 「奪(と)る」より先に ビジョン出せ

失言追及までは良かったが、それで正面突破はとても痛い。今からでも遅くない。イメージよりも「具体的な」政党ビジョンを打ち出さなければ「奪」れないと思う。

 公明党 ソツなくこなして 続投か

他政党ポスターの中では洗練されたデザインであるところに感心する。それもこれも政権続投のため。しかし組む相手が間違っていると思う。

 社民党 絵的にイナカの ハイアース

妙に若返り修整をかました土井党首。ヘアースタイルとカメラ目線スマイルが往年の大塚製薬系ホーロー看板のデザインを連想する。「変(返)えさせません」のテレビCMは個人的にイチ押し。

 共産党 ポスターよければ 票上がる

かつて「侵略戦争に反対して70年」とテレビCM。「佃煮一筋八〇年」に似たガンコを感じるが、ポスターも同じ。ビジョンをそれこそビジュアル化すれば支持は高まるはず。

 自由党 小沢の外味は モーフィング

あの党名、この党名。まるで右左にぶっ飛ばされて顔が変形する小沢一郎のごとく。普段でも顔の左右に大きな相違がある。しかし移動中の積分関数、すなわち小沢一郎のポリシーは不動である。

 保守党は 扇家よければ それでよし

「幸せな国は、家族が幸せな国」。扇一家が揃って「うちは幸せ」といっても、リストラ、引きこもり家庭には何も届かない。まさか徒弟関係を一般家庭にも推し進めようとしているのか? 余談ながら保守党のマークは一瞬、視力検査のランドルト環を連想する。
あれ、右向きですな。

20000601号
巷の風景
かわいい子にはカネを持たすな

 そろそろ餓鬼共を消費社会に引きずり込むのは止めたらどうか。

 奴等はカネの使い方を知らない。作り方を知らない。逆説的だが「カネはタダ」だと思っている。そんな奴等からお代を取って儲けて面白いか?

 ほら見ろ、カネが満たされると今度は「心が満たされない」なんて言い出した。ホント我侭な餓鬼だ。多分やると思ったよ。「癒されたい」なんていってヒーリングミュージック聴き出すのが。音楽を聴いただけで癒されるだなんてコンビニエンスな心だこと。

 心ほど不安定なものはないから、常に満たされることなんて決してないにもかかわらず…

 だからそんなガキどもに向かって「心の教育」だなんて言い出すんだよ。でもいくらなんでも「神の国だ」はないでしょう、オカルト首相。IT革命だ、ヒトゲノム解明だと言われている時代に。倫理や常識が解体され再構築される現代においては全く効果はない。それこそ馬の耳に念仏だ。もっともオカルト首相のことばは念仏にも届かないが。

 この日本で一番怖れることって何だろう。いろいろあるけれどやはり「カネがないこと」なのでは。そこで餓鬼にはカネを一銭も持たせない、なんていう法律を作ってみたらどうか。安直だなんて言わないで一度やってみたらいいと思う。

 「子供が怖れるもの」をつくることの必要を思う。

20000503号
現代広告考
オードリーとCharaの落差はいかに?

キリンビバレッジ「午後の紅茶」の電車内戸袋広告。オードリーのアップならばいくら見ても絵になるが、Charaのアップは通勤時のストレスを助長する。

 「午後の紅茶」にはいろいろな種類があるけど、常にうまいものとそうじゃないものがあるよ、と言いたげな感じがする。

20000502号
芸能界独断偏見
親の七ヒカル、17歳の憂鬱。

 高額納税ランキングに掲載された某歌手。これだけヒットしたのは自らの実力だけではない。どんなに実力があってもレコードが何百万枚も売れるワケがない。そこには母親が歌手で、父親が音楽プロデューサーという「非常に恵まれた」環境があったからであり、その筋でメディアミックス・レコードプロモーションを派手にやった結果なのである。歌番組でタメ口をきいていても知っている人は知っている。これがバブルだということを。

20000501号
巷の風景
経験至上主義の危険

 愛知県の某市の主婦殺害事件で、高校生が逮捕された。調べによると「人を殺す経験をしてみたかった。若い人だと将来があるから、年寄りを狙った」などと供述しているという。これは本当に人間が言うことばなのだろうかとさえ思える。

 「いろいろなことを経験したい」。10代〜20代前半の人ならば誰でも思うことかもしれない。しかし、今回の事件に限らず、しなくてもいいような経験ばかりをしては、他人を、いや自分を苦しめているようにも思える。

 他に何もやることがないのか、それとも私たちの頃よりもやることが少なくなったのか。すでに与えられたモノで遊ぶことしか知らない、虚構と現実の境界が曖昧になった人たちが増えていく中、このような事件は今後も増えていくのだろうか。

20000403号
巷の風景
PS2は竹槍をこえて

 SCEのプレイステーション2(PS2)があまりにも高性能なために、軍事利用される恐れがあることから、輸出に規制がかかる。DVDのコピープロテクトも簡単に解除できるという不具合も発売当初から指摘されており、泣きっ面に蜂だ。

 3次元グラフィック処理、大容量メモリがゲームをするという目的だけに、しかも普通の人が使えることに、改めて日本の平和を思う。某国では喉から手が出るくらいに欲しがっている技術だ。ミサイルの誘導装置にもってこいだからである。

 そうか、PS2を持つということは一家に一台ミサイル誘導装置と同等性能の機械があるようなものなのか。50数年前、竹の先を削って尖らせた「竹槍」なる原始的兵器(プリミティヴ・ウェポン)で戦おうとした時代とは隔世の感がある。しかし使いようによってはこんな恐ろしいものがお茶の間に鎮座してるとは。

 輸出規制がかかるとこれ以上の世界的普及の道は閉ざされたことになる。性能を1ランク落とした製品を作るか、またもや米国MicroSoft社のDirectXゲーム機が世界を席巻してしまうのか…

 備考 のち、輸出規制は緩和される見通しになったとの情報が入った。

20000402号
巷のえいちてぃーえむえる
無念さ残す小渕恵三のコメントタグ

 過労による病に倒れ、現在も予断を許さない状況にある(と言われている)小渕恵三前首相。在任中に通した法律についてはまだまだ批判の余地はあるが、どこか憎めない(メディア露出上での)人柄に多くの注目があったのは確かだ。

 そんな中、首相官邸のトップページ(http://www.kantei.go.jp/)は新体制を迎えてさっそくコンテンツを書き換えた。「首のすげ替え」のごとく新しい首相が決まったため仕方ないとは思うが、HTMLソースを見るとこんな記述になっている。あまりにも突然のことで、急場しのぎに変更した跡が伺える。

<TABLE BORDER="0" CELLSPACING="7"><TR>

  <!--<TD ROWSPAN="5" VALIGN="BOTTOM">

<IMG SRC="/top-images/obuti.gif" BORDER="0" ALT="小渕総理" WIDTH="100" HEIGHT="129"></TD>-->


<TD VALIGN="TOP"><IMG SRC="/top-images/welcome.gif" WIDTH="178" HEIGHT="19" ALT="ようこそ官邸へ" VSPACE="7"></TD>
</TR>
<TR><TD VALIGN="TOP">
当ホームページでは、森内閣で検討された事項や政府公表資料等を積極的に公開しております。<BR>

 コメントタグで隠されていたのは小渕前首相の顔写真である。しかし、サーバー上にはデータは残っているようで、アクセスするとしっかり表示される。"obuti.gif"だけをブラウザに表示すると底知れぬ哀愁が漂う。

 また、小渕氏の御自慢だったこのページも官邸トップページからリンクが消されたが、サーバには残っている。見るなら今のうち。ファンの方はオフラインリーダやPDFに保存しておきたい。

きょうの容体→体温:XX 脈拍:XX 呼吸数:XX 血圧:上XXX、下XXX、昏睡状態
こんな情報がニュースに流れてもおかしくはない。

20000401号
巷の風景
ドバドスドド音ババババス映…

 長い単語を繰り返し使うとき、その単語の頭文字だけを取り出し、記号化することがある。

 このような記号の配列を声を出して読んでみると、思いもよらない音の響きに出会うことがある。時には噴き出しそうな笑いを覚えたりもする。

 冒頭はある新聞の視聴率ランキングにあった記号である。「ド」はドラマ、「バ」はバラエティ番組、「ス」はスポーツ中継を意味する。他愛のない視聴率ランキング表なのだが、底知れぬ音的迫力を持った記号配列という点に興味を覚える。

20000304号
巷の風景
ヒステリック座り小便キャンペーン

 3月26日付の朝日新聞朝刊家庭欄に、「洋式便器に座って小用を足す男性が増えてきている」と「座り小便」をあたかも最近の傾向であるかのように書いていた。

 記事では洋式便器に立って小用を足されると床面が汚れるからイヤだ。だから「座り小便」の方がいい、と主張して必死に勧めているが、結局は便所の使い方の問題ではないか。立ってしようが座ってしようが汚す人はいる。「汚したら拭け」で片づく話だ。何も子供に「座り小便」を教え込む必要もない。

 世の中には立って小用を足す女性もいれば、着衣を全部脱いで用を足す人もいる。要は便所にどんな入り方をしようと、用のたし方をしようと、それは人それぞれである。

 それゆえに笑えるのがトイレ協会の担当者コメント。この事例に対し「男性の家庭内での地位が下がったからだ」とエンパワーメント(男女の力の入れ代り)の表われを強引に述べているが、その前に便器の小ささを改善すべきではないか。

 個人的な小便の足し方を取り上げたのは面白い視点だと思うが、ずいぶんとオーバーかつズレた主張が展開されており、記者のヒステリックが伝わってくる。

20000303号
巷の風景
ゴシップ記事麻痺症候群

 「わいせつ行為」、「下腹部を30分触り」、「駐屯地でストリップ」…ここ数日の主要紙の見出しで頻出することば。あの朝日が、読売がスポーツ新聞でもないのにピンク色をしている。紙の色がピンクという意味ではないことは言うまでもない。

 朝からこんな見出しを読まされては、それこそ下腹部に微電流を感じるかもしれないし、嫌悪感を覚えるかもしれない。このようなピンク色のスキャンダルを明るみに出して、お役所の体質、社会の悪循環が変わるならもっとやればいいと思う。

 しかし、結局は「トカゲのしっぽ切り」を促すだけで本質的な部分には何も触れることができない。センセーショナルな見出しばかりを見ていると、事件の重大さに対しての感覚が麻痺してくる。

 このような記事を、小学校や中学校の「NIE(教育に新聞を)運動」で使っていいものなのかとさえ思えてくる。

19990301号
巷の風景
剥がされる 浜崎あゆみの鎖帷子

 通勤や通学のとき、よく眺めるのが中吊り広告。特にキャラクターに歌手・浜崎あゆみを起用したツーカーセルラー東京の携帯電話情報提供サービス、「EZ Web」の中吊り広告は人気が高い。よく盗まれるようで、夕方から夜半にかけて電車に乗ると、広告ホルダーから抜き取られたり、剥がされた跡を見かける。ちなみに車内で掲示中の広告を剥がすと盗みの罪に問われるので注意が必要だ。掲載期間が終わった頃に、中吊り広告取付け業者に頼んで貰うのが無難だ。

テレビCMやポスターでも展開されている一連の広告、浜崎あゆみの身に付けるコスチュームがポイントで、どこか人間離れした浜崎をみごと「アンドロイド」に仕上げている。

しかし個人的には、あのコスチュームを見ると、中世の騎士が防御用に身に付けた「鎖帷子(くさりかたびら)」を連想してしまうのだ。下に何も付けないでこんなモノを着たら、ゴワゴワして仕方がない。

20000301号
現代広告考
みすず学苑にナニが起きたのか?

 先日の新聞広告を見て驚いた。東京都内を本拠とする大学受験予備校、みすず学苑の全面広告だ。

 「みすず学苑オリジナルデザイン・キティちゃん」

 例のキャラクターが約15センチ四方にプリントされ、さらにテキストの表紙もキティちゃんが印刷されているというコメントまで付いていた。

 何十年もの前から「怒涛の英語力」と称したカリキュラムが展開され、「師と弟子の赤心と赤心」などのことばとともに、孔子日本武尊などのイラスト(あくまでも想像上)が印刷された広告を見るごとに、他の予備校にない不思議なオーラを発していると感じていた。

 しかし、2年ほど前から日本武尊のイラストに代わって、歌手ジュディ・オングがイメージキャラクターとして姿を見せるようになり、そこでインパクトを覚えたのだが、ついに2000年、キティちゃんが何食わぬ顔で現れたのである。

 学苑代表者の世代交代の匂いが漂ってくるのだが、それにしてもこのキャラクターの変貌ぶりには「みすず学苑に一体ナニが起こったのか」とみすず学苑出身者でもないのに気になる。

20000203号
芸能界独断偏見
つんくプロデュース歌手のプロモビデオ・2

 テレビのCD売り上げランキング番組で流れるプロモーションビデオ。相変わらず「モーニング娘」のプロモが下品であることには異論はない。

 さて、今期の新曲を聞いて、むかし、小学校の運動会で聞いたようなメロディラインだと思った方がおられるのではないだろうか。

 「ウッ! ハッ!」のあとに「ジン、ジン、ジンギスカァーン」と続けてくれれば即ネタバレである。オリジナリティの欠如を想う。

20000202号
芸能界独断偏見
つんくプロデュース歌手のプロモビデオ・1

 テレビのCD売り上げランキング番組で流れるプロモーションビデオ。中でも「プッチモニ」と「モーニング娘」のプロモは最も下品だと思う。

 メロディラインはともかくとして、何が憎くて画面いっぱいに、決してきれいとはいえない顔を映し出すのだろうか。「私を有名にしてください」と下心見え見えの顔。威勢で圧倒して欲しくもないゴムひもを買わせようとする押し売りにどこか雰囲気が似ている。ある意味、集団的暴力の感がある。

 さらに頭の隅から「5個まとめて1000円」という声が聞こえてきた。

20000201号
だからこそ、政治
20世紀に置いていくもの。
〜自由民主党〜

 戦後間もない頃から政権を持ち、この日本を経済大国に押し上げるため、政治的側面で大きな役割を果たしてきた政党。

 しかしその代償に、多くの国民から「自分で考える力」を奪い、公共心や公徳心の欠如させた人々を増やしたのも事実だ。当の本人は「共産党や日教組が悪い」と転嫁しているが。

 到底払うことの困難な借金を国民に負わせ、その一方で自分の利益と権力のためなら他の政党と手を組んで強行的に法律を通してしまう。
何せ品位が、ない。

 自主的に憲法をつくると調査会まで設置されたが、このままでは日本国憲法よりも腑の抜けた憲法しか作れないだろう。
何せ理念が、ない。これは致命的だ。

 こんな政治ばかりをやってきた政党には、21世紀を超えて欲しくない。

20000103号
小さな巷の風景
それは東大受験生ではない。

 テレビの全国版ニュースで、大学入試センター試験の話題になると、必ずといっていいほど東京大学の会場が映し出される。それを観ていた友人はこう言った。

「やっぱり東大を受ける人の顔つきは違うね」

 文京区周辺に居住する、または周辺の高校に通う学生がセンター試験を受ける会場。東京大学はその会場の一つに過ぎない。
 もちろん、2次試験を同じ会場で受ける受験生はいるが、いずれにせよ、筆記試験は顔で受けるものではない。

20000102号
現代広告考
プリングルスを食べると
   アタマが悪くなりそうな
           気がする。

 「ちょーイケてる」、「イモの味がしてる」、「めちゃウマ」…。
 山姥だかゴミ袋だか何だか分からないような格好の輩が、これらのセリフをのたまうごとに、胃部に異常なむかつきを覚える「プリングルスポテトチップス」のCM。まさしく聞いたら最後、You Can't Stop。

 このCMの訴求対象は、やはりこういう会話をする人たちなのだろうか。それにしても塩辛いポテトチップだ。オニオン味は鼻にツンとくる。チーズサワークリーム味も気分が悪くなる匂いだ。チーズ味は大量に食べるとどうにかなるらしいというウワサが流れた。大味で「繊細さ」が微塵も感じられない。味覚が麻痺してくる。
だから言ったんだよ、ナビスコにしておけって。

20000101号
芸能界独断偏見
NHKで「クレパス」を歌う

 大晦日の定番番組、「NHK紅白歌合戦」で「かぐや姫」の「神田川」が流れていた。
 この歌のリリース当時、2番目にある「24色のクレパス買って…」という歌詞が登録商標名であることから、NHKの放送用語基準に引っかかり、その部分だけ歌詞を変えて放送したという話がある。
 しかし、この日の放送ではしっかりと「クレパス」を歌っていた。10数年前のNHKでは考えられないことだ。
 「できるかな」など教育テレビの幼児向け工作番組で、牛乳パックの商標名を丁寧に色画用紙で隠していた頃が妙に懐かしく思える。

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