04.07.08 緑と風のキリンレモンを飲む
ここ数日、梅雨にもかかわらず猛暑が続き、思わず清涼飲料水に手を延ばしたくなってきます。暑いときはただ甘いだけではなく、ほのかな酸味と炭酸の爽快感がとても恋しくなります。
そんな気分とぴたりと合致したのがこれ。7月6日にキリンビバリッジ社から発売された「緑と風のキリンレモン」です。さっそく、埼玉県南部のスーパーマルエツ某店で購入してみました。
レモン果汁が4%入ると、従来のキリンレモンと比較してほのかに酸味を感じます。適度な酸味があることで、飲んだあとがとてもさっぱりしているのが特徴です。
甘い飲み物はどうしても飲んだあとで口に残るのですが、「緑と風のキリンレモン」にはそれがありません。
ニュースリリースのコメントも注目です。
「機能性」や「エンターテイメント性」に注目が集まる昨今の炭酸市場に対し、原点に立ち返り、炭酸本来の「爽快感」や「みずみずしさ」に着目しました。
昨年の復刻、懐古趣味的なコンセプトを持った商品に続き、昨年後半から今年にかけて、アミノ酸配合とか色に特徴のあるといった飲料が続々登場しています。一種キワモノ狙いの感がしてくるこの頃ですが、あえてこうした路線を外しているのが興味深いところです。
各社が大勢からずれているうちに、その「ずれ」が大勢になってしまう例が多々ありますが、こんな時には「原点回帰」が効力を発揮することもあるのではないかと思われます。
関連サイト
→キリンビバレッジ
└ニュースリリース20040701