このページでは、「記憶の彼方に漂う飲料」のページを見ての、または皆さんからの独自の飲料情報を紹介します。なお、引き続き情報を募集しておりますので、このページの下にあります「フィードバックカード」、またはこちらのフォームからお送り下さい。
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北海道 ミスタービブの妻様からの情報(2003.4)
千葉県のひで様
メロン味とグレープ味のその飲み物、私はメロン味しか記憶にないんですけど、「サワー」という言葉がついていたのは覚えています。
30代後半の知り合いは「サワーパンチ」じゃないかと言っておりますが…ちなみにその知り合いはレモン味もあったとも言っております。
私もはやく本当の名前を知りたいです。
ミスターピブの妻さま、ふたたび情報ありがとうございます。
「円錐形をぶった切った」形状
「キャップは銀紙」
「XXサワー(サワーXX)」という商品名
「メロン味」
を手がかりにプロファイリングしてみたところ、南日本酪農共同さんの「サワーカップ」がいちばんイメージに合致するのではないかな…と思われます。ちなみにこのメーカー、乳酸飲料「スコール」を製造販売しています。
南日本酪農共同さんのサイト情報では、サワーカップ(フルーツサワー)はピーチ味、メロン味(いずれも無果汁)の乳酸菌飲料とクリーム入りコーヒーの3種類。ポリ製の180ml容器に入って、今でも現役で発売されています。
その他、いちご、オレンジ、ピーチ、りんご、フルーツミックスとバリエーションがある(あった)ようです。かつてあったと言われているグレープ味、レモン味の存在が気になるところですが…。
詳細は下記のサイトをご覧いただきければ幸いです。お手数ですが間違っていたらご連絡ください。
●関連・参考ページ
→南日本酪農共同株式会社
├デーリィ牛乳
├サワーカップ
└サワー
→AS Factory つらつらおやつ
└南日本酪農共同編(歴代のサワーカップシリーズの画像あり)
※続・続報はこちら
東京都 ibis様からの情報(2003.4)
今から17年くらい前でしょうか。
「IT'S」という瓶入りの飲み物があったと思います。
名前も80年代らしい商品なのですが、ハウス食品が発売していためずらしい飲料でした。
味は3つあって、どれもサクマドロップの空き缶に水を入れたような味だったと記憶しています。
先を行き過ぎたニアウォーター飲料といったカンジ。すぐにお店から消えました。
「it's」は1985年頃に発売を開始しました。ハウス食品の主力商品だった「六甲のおいしい水」に果汁を入れたソフトドリンクで、グレープフルーツ、レモンライム、アップルと3種類のテイストで、缶入りと瓶入りが存在していました。ミネラルウォーターに果汁を入れるから「フルーツミネラルドリンク」なのですね…。
「補足1」でふれた山本達彦氏のCMソング以前はジュリー・沢田研二氏がCMソングを担当し、「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ-千夜一夜物語-」という作品が使用されました。
♪野性を呼び覚ませ 満ちた青い空
というフレーズと、「都会の喉にさらさらいくよ」というジュリーのナレーションに聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は歌のフレーズだけ覚えていて、あとは忘れてしまっていました。
CMでは、映画「コーラスライン」のアリソン・リードが出演し、ブランコに揺られて「It's」を飲むビジュアルが映し出されていました。
※「it's」の詳細情報は清涼飲料水のCMについての「かおりん」様からお寄せいただきました。ありがとうございます。
「it's」は「フルーツミネラルドリンク」としてハウス食品から販売されていました。CMソングとして使われた山本達彦氏の「Fairy Princess」のリリースが1987年であることから、「it's」の発売時期もそれと同じ頃かと思われます。
現在、商品の詳細について調査しております。この飲料をご存知の方の情報提供をお待ちしております。
●参考ページ
→沢田研二シングルコレクション
→アリフ・ライラ・ウィ・ライラ‐千夜一夜物語‐について
→The King of Subculture・J.POP1987年
東京都 ビーボー?様からの情報(2003.3)
airについてですが、発売されていた会社はカルピスKKです。
情報ありがとうございます。ここで集められた情報をもとに、「air」について整理してみます。
「1990年代にカルピスKKより発売されていたスポーツドリンク。他のスポーツドリンクよろしく青色の缶に入っている。この飲料の特徴的なところは、飲んだときの清涼感を高めるためミント系のテイストがついていること。しかし、甘くてしょっぱいというスポーツドリンクの「法則」から多少逸脱した感があり、人気は今ひとつだった。」
●関連ページ
→津々浦々-3 「air」をご存知ですか?
→津々浦々-3 「air」の続報
長野県 ハンドルネーム旅人B様からの情報(2003.3)
はじめまして。空き缶等を無造作に集めて足の踏み場をなくし、整理しようと色々サイトをさまよっているうちにここに流れ着いたものです。興味深く拝見させて戴いております。今後もちょくちょく寄らせて戴きます。
さて、カキコの中に、柿ジュースの情報についてお求めの方がいらしたようですが、私が友人に教えられて買った、合名会社木本商会(岐阜市昭和町3-1)の『かき&レモン』と『かき&マスカット』のことでしょうか? 250g入りのスチール缶で、果汁10%の品です。味はまあまあ柿の味がするかなってとこでした。不味くはなかったと思います。
…「思います」というのも、缶底の数字は『860828』だからです。購入したのは国道20号線、塩尻市にある『峰』という怪しいドライブインの自販機で、平成8年ごろだと思います。つまり、賞味期限を10年も過ぎたものを堂々と売ってたわけです。…ま、飲んでも何ともなかったですが…。その数年後に改めて行った時にはもう柿ジュースはありませんでした。
お役に立てれば幸いです。また覗かせて戴きます。
それでは。
ご訪問ありがとうございます。空き缶を集めていらっしゃるとのことで、コレクションの中に「津々浦々」に寄せられた疑問にお応えできるものがあるのではないかと思われます。お時間がございましたらご協力いただければ幸いです。
●関連ページ
→津々浦々-5 過去の記事に関連した情報
北海道 ハンドルネームミスターピブ様からの情報(2003.2)
東京都のカム様ヘ
貴方の気になっている紫色の飲料とは、ひょっとして「ファイブ・アライブ」では? たしか北海道では20年位前に販売されていたような…。
コカコーラの製品で、1リットルか1.5リットルのごついボトルで出ていたような記憶があります。
情報提供ありがとうございます。
津々浦々-5で話題に上がった「ファイブアライブ」。九州地区限定発売だった、との情報がありますが、北海道地区でも発売されていたのでしょうか。
真相をつかむべく、継続調査してみます。皆さんからの情報をお待ちしております。
埼玉県 ハンドルネームクリッキー様からの情報(2003.2)
10年くらい前ですが、オアフ島のABCストアでコカコーラUというのを見かけました。
どこをさがしてもそんなもんがあったという情報がないので何か情報があったら教えて下さい。
ニュージーランドのコカコーラパッケージ収集サイトに「CokeII」なる缶が展示しています。
これは気になりWeb検索を進めると、「コーラ白書」にCokeIIの詳細が掲載されております。コカコーラのテイストを変えるという大プロジェクトの中で生まれた商品ですが、このプロジェクトは消費者の反発を招き失敗に終わりました。
千葉県 ハンドルネームひで様からの情報(2003.1)
昔、風呂上がりに飲んでいたという円錐形を途中でぶった切ったような形で、キャップは銀紙なんですけど。メロン味とグレープ味があります。で、容器の色はメロン味は緑色、グレープ味は紫です。年代的には昭和47年くらいです。
どなたか教えてー。このままじゃ眠れない!
イメージ的には「おふろドリンク」で掲載している「チューブドリンク」にヤクルトのような蓋がついたものを連想しましたが、真相はいかに…。
私も眠れなくなりました。調査続行中ですが、睡眠不足を解消してくださる情報をお待ちしております。
※続報はこちら
埼玉県 ハンドルネームたおたわ様からの情報(2002.12)
今から18〜20年くらい前、北海道を旅行したときに飲んだジュースに、”フレップ”または”プレップ”という、コケモモ味のジュースがありました。
缶には、歯舞、色丹、国後、択捉の島と「北方領土返還飲料」の文字が書かれ、「売上げの1%が、北方領土返還基金に寄付されます。」とも、書いてありました。
250ml缶で100円だったから、自分は1円寄付したことになります。もっとたくさん飲んでおけば、今頃、日本に返還されていたかも…、と思うと、心が痛みます。
検索エンジンで調べてみましたが、この製品に関する情報が見当たりませんでした。
18〜20年前というと冷戦末期で、政府広報でも頻繁に北方領土返還キャンペーンを実施していた頃でした。ちなみに「フレップ」はアイヌ語で「赤い」の意。コケモモの実の色から連想してこの名前がついたと推測されます。
どんな小さな情報でも構いません。詳細をご存知の方はご連絡ください。
石川県 ハンドルネームたく様からの情報(2003.1)
大洋漁業の「ユーフー」。子供の頃(小学校2〜3年?)のころ、叔父がマルハに勤めていた関係でもらったのでしょうか、家に箱でおいてありました。大好きだったのですが、消えてしまい、残念に思っておりました。
アメリカ留学時、最初に入ったコンビニで発見(96年)。迷わず買って飲みましたがまさに記憶の味そのまま。パッケージを見ると、時代と地域的なものでしょうか(アメリカは神経質なくらいにこの点に煩いですね)"Fat-Free"と書いてありました(確か)。
けど美味かった。子どもの頃の好物を大人になってから口にすると裏切られることが多いんですけどね。これは良かった。
日本で手に入らないでしょうか?見たことないんですけど。
●関連ページ
→津々浦々-6 続報:ミスターピブ・ユーフー
→津々浦々-2 「ウイ・リー」の表記および「ユーフー」製造元について」
→津々浦々-1 ユーフーをご存知ですか?
東京都 ハンドルネームあきら子様からの情報(2002.12)
初めて参りました。
「アンバサ」は、最近某ファミレスで飲みました。あの頃と(発売当時)変わりなく美味しかったです。今まで飲んで非常に美味しくなかったのは、タブクリア、チェリーコーク、そして某メーカーから発売された甘酒です。(あっ、メーカー名を出してもいいか。UCCです。)
甘酒は私と母が飲んだのですが、とてもドロドロしてて舌に酒粕が残って不快だったのを覚えてる。後で缶の裏を見てみたらS54.11.6の賞味期限で、(飲んだのはS63年の12月頃!)その結果、私は胃腸が丈夫だったので何にも害は無かったが、母が夜中に何度も嘔吐してしまい4日間寝込んだ。この甘酒にはそんなエピソードがある為、記憶に凄く残っている。
それから今日まで私と母は甘酒を口にしていない。今でもあるのだろうか…。ミニ缶の甘酒…。
自動販売機の「あったか〜い」コーナーに冬場になると並んでいる「甘酒」。自販機に陳列されてはいるのですが、「缶入りしるこ」と同様、あまり食指の伸びない飲料ですが、結構なロングセラーです。
森永製のものは比較的知られていますが、UCCも製造していたのですね。それにしても9年前に製造したものを置きっぱなしにしてるかなあ、その自販機。食あたりを起こされたお母様が気の毒でなりませんね。
「最近見かけないけど、こんなところにあったんだねぇ」といった飲料は必ず缶の底にある製造年月を確認しよう、という教訓を残してくれます。
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