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ホーロー看板の代名詞といえばこれ。左は今は亡き水原弘の晩年の姿、右は「水戸黄門」でおなじみの由美かおるの若かりしころの姿である。
アース渦巻はパッケージデザインが変わったとはいえ現在も存在し、夏場の風物詩として蚊取り線香の役割を果たしているが、ハイアースは品質改良等で、水原弘とともに姿を消した。現在は「アースジェット」がその代わりをしている。現存しない商品の看板というものは、もはや広告の機能を失って、街中の風景を構成するパーツとして機能しているともいえる。
この看板のシリーズでは、縦約30センチ、横約60センチの楕円形のものが有名だが、約1メートル四方のバージョンも随所で目にすることができる。
設置場所は左の画像のような感じ。ホーロー製看板に並んで、トタン製のサラリーローン広告も並ぶ。
栃木県喜連川町鹿子畑(かこのはた)は、俳人、松尾芭蕉が元禄2年(1689年)旧暦4月3日に「おくのほそ道」の旅で訪れたところ。
看板データ:
楕円形「アース渦巻」…群馬県前橋市総社町 1996年8月
大形「ハイアース」「アース渦巻」…栃木県喜連川町鹿子畑 1997年3月
(写真提供:滋賀県・大塚様)