4月10日　バグダッド陥落・フセイン像、崩壊（4/13改訂）

　日本時間9日夜、イラク・バグダッド市内のサダム=フセイン像が重機によって倒壊しました。
20日午前にアメリカ・イギリス軍のイラク武力行使を開始してから21日目のことです。

　銅像が倒れていく姿を映像で何度も見ているうち、1990年代初頭に起きた東欧社会主義国の崩壊を思い出しました。指導者像が倒壊し、瓦礫と散ったその上を市民が踏みつける姿です。
　カリスマ的独裁者による強大な権力で作られた社会には、必ずどこかで裏切り、裏切られるのだということを認識しました。

　さて、ざっとネットをあさってみたところ、今回の武力行使でこれまでに米英兵で115人が（4月9日・外務省発表）、イラク民間人で961〜1161人（イラクボディーカウントによる）が犠牲になっているとのこと。イラク兵の数字は明らかになっていませんが、相当数の犠牲が出ていることは戦況を読むことで理解できます。

→首相官邸・イラク問題関連情報
→外務省・イラク情勢情報
→4月9日 asahi.com・フセイン像、倒壊（Real形式映像つき）
→4月9日 CNN・フセイン像、倒壊（英文）
→TBS News-i（映像ニュースはこちら）
→IRAQ Body Count（イラク民間人犠牲者数の統計）
→アルジャジーラWebサイト（接続状態悪し）

→WeLovetheIraqiInformationMinister.com サハフ情報相のファンサイト(移転後)
→検索エンジンで「サハフ」と調べて出力されたページのひとつ

4月1日　さいたま市が政令指定都市に+続「希望のまち」（4/2改訂）

　年度始めのきょう、埼玉県さいたま市が全国13番目の政令指定都市に移行しました。
　前日31日の18時から、新都心のさいたまスーパーアリーナで前夜祭が、21時からは大宮駅西口の商業ビル「アルシェ」前に場所を移しカウントダウンイベントが開催され、政令指定都市移行を祝う人たちで賑わいを見せました。

　前夜祭では地元有志による郷土芸能の上演のほか、「光のパレード」と題して参加者が市民マーク入り発光スティックやペンライト、そして提灯を持って、新都心駅前広場を練り歩くイベントが開催されました。「光のパレード」はすなわち「ちょうちん行列」だったわけです。

　また、タケカワユキヒデ氏によるミニライブも開催され、「銀河鉄道999」などゴダイゴの往年のナンバーや、3月10日の本稿でふれた市歌「希望（ゆめ）のまち」も演奏され、会場内で合唱した

　　オーオーオー さいたま さいたま
　　カモン カモン

のエールに新しい街の意気込みを感じることができました。
　なお、「希望のまち」の歌い手は「タケカワユキヒデ&T'sCOMPANY」と表記されていますが、実はタケカワ氏とその娘さんおふたりによるボーカルだったことが今ごろになって理解しました。ご家族揃っての美声です。
　もっとも会場では、新しい市歌よりも、大型テレビが当たる抽選会に興味を寄せていたようにも思えました。

　1日からは、JR京浜東北線の浦和、さいたま新都心、大宮の各駅では「希望のまち」をアレンジした発車メロディーが流れ、市歌というよりも街のイメージソングとして浸透させていく展開がうかがえます。
　全てのアレンジバージョンを含めたCDを発売していただきたいと願いつつ、今後とも新しい市歌の話題を取り上げていきたいと思います。

　→asahi.com埼玉　政令市あす誕生
　→新・埼玉県さいたま市公式サイト
　→市歌のページ
　→http://www.city.saitama.jp/jp/song/song1.mp3　「希望のまち」音声（直リンクはしません）
　→http://www.city.saitama.jp/contentsdownload/7d331f113813218/gakuhu.pdf　「希望のまち」楽譜（直リンクはしません）
　→hatsumelo.com・発車メロディ（[JR編]-[京浜東北線]）