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フラッシュニュース15
 20世紀末の遺産的物件

 気がつけば21世紀。しかし日々の生活を送る中では新世紀を感じることはまずありません。世紀が変わっても、なかなか変わらない、変われないものは数多くあります。

08月25日 電磁波対策の対応の遅さ

 かれこれ8年前、とある町を歩いていたとき、頭上で「ジジジジ」という奇妙な音を耳にすることがありました。気になって見上げると、高圧電線が空を張っていました。近くの鉄塔についている碍子の数から見て、相当な電圧が流れていることが分かりました。
 改めて高圧電気の威力を知るとともに、その危なさを本能的に感じました。

 さて、ここ数日の新聞に「低周波の電磁波が出る環境では小児白血病の発症率が高い」との研究結果が出たとの記事が出ています。数年前、「NNNドキュメント'96」という番組で、国内とスウェーデンの電磁波対策事情が取り上げられてから6年目にしてようやく結果が出たようです。

 スウェーデンではすでに70年代から高圧電線のある環境と悪性新生物(癌)発症との因果関係をつかむため、疫学的アプローチ(集団を対象にして、異常原因を病因、環境などの観点からトータルに研究すること)から研究が進められており、高圧電線が癌発症を及ぼすという調査結果が出てからは、電線の地下埋設、学校や住宅地の付近に送電線を建設しないなどの動きを見せるようになりました。

 しかし日本では、「証拠は認められない」との見解で「安全である」と言い続けていたわけです。薬害事件以来の体質・対応の遅さは相変わらずです。
 そうこうしている間も、高圧電線からは低周波の電磁波が出続けているわけです。具体的な対策はいつになったら出るのでしょうか。

 現代社会は電気なくして生きていくことはできませんし、送電線、電化製品、携帯電話…どこへ行っても電磁波を浴びることから避けられません。それだからこそ、危険性を明らかにして、その危険をできる限り回避する技術を考える方向へ持っていく必要があるのではないでしょうか。

●アサヒ・コム 電磁波、小児白血病発症率に影響 初の全国疫学調査
http://www.asahi.com/national/update/0824/001.html
●市民団体・ガウスネット電磁波問題全国ネットワーク
http://www.gsn.jp/

07月05日 脳裏に焼きつく音楽

 ここ数日、脳裏に流れ放しの音楽があります。
 それはレモンガスのコマーシャルソングです。

  ♪ガスを選ぶならー レモンガスにしやしゃんせ〜

 野球拳のメロディにあわせて歌うのですが、「ガスを選ぶなら」というフレーズ、「レモンガス」というフレーズに妙に心が惹かれます。
 ほとんど住居のインフラストラクチャーに依存されるライフライン(たとえば借りたアパートが都市ガスを使っているなら、都市ガスの契約とそれに対応したガス器具を買わなければならないといったこと)に対して「ガスを選ぶなら」という選択肢を提示していること、実際は玉ねぎの腐った臭いがつけられた可燃性有毒ガスであるにもかかわらず、それとは全くかけ離れて、どこか芳しい香りがしてきそうな「レモン」というネーミング、そして、制作費が非常に安そうなヴィジュアル…。
 どれをとってもインパクトのある、そしてツッコミ甲斐のあるCMです。

 かくいう私も、「レモンガス」というフレーズを聞いて笑いの壺にはまったひとりです。

●レモンガス
http://www.lemongas.co.jp/

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