秋深まり、いつの間にか日が沈むのも早くなりました。秋の夜長、暖かい白熱電球の下で物思いに耽るのもいいかと思います。
さて、白熱電球といえばナショナルが有名ですが、「マツダランプ」は現在ではお目にかかることはできません。「マツダランプ」は今の東芝の電球部門(東芝ライテック)の前身です。マツダとは、ギリシア神話の神のひとつ。人名や地名ではないのに注意。
田舎に行ったとき、白熱電球の街灯を目にして感動を覚えたことがあります。羽虫が電球に群がる風景は、なぜか懐かしさを感じます。
蛍光灯が主流になっても、白熱色の醸し出す雰囲気はいつまでも消えることはありません。
看板データ:長野県松本市深志、1995年