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いかにも、な建物にはやはりあります。いかにも、な看板が…。
さて、「ミシン」。懐かしいですね。いまどきの女の子はミシンを使って服なんか縫うのでしょうか? と思いきや、意外にコスプレ流行りで自分で仕立てる人が結構いるのだとか。
このジューキミシンは、蛇の目、リッカーと並んで大手ミシンメーカーの一つです。最近はコンピュータ内蔵で刺しゅうなんかが簡単にできるそうで、すごいですな。この看板が作成された頃のミシンはまだ足踏みだったのでしょうか。
この辺で死語を一つ。『ボビンケース』。ミシンの下糸を巻き取る「ボビン」を収納するケースで、昔のミシンには必ずといっていいほどの需要品でしたが、近頃は下糸のセットが簡単にできるミシンが増えたため、こうしたボビンケースもほとんど使われなくなりました。
この看板のある倉庫、群馬総社駅を降りて、沿線を渋川方向に1分ほど歩くと見えました。列車の乗客に向けた広告であることが分かります。なお、1998年頃にこの倉庫は取り壊され現存しません。
看板データ:群馬県前橋市総社町植野、1996年