しばらくごぶさたしておりました。1年3ヶ月ぶりに「別冊看板」を発行する運びとなりました。
久しぶりの発行とあり、いきなり難しい考察に入る前に少し息抜きをして、つまらないコラージュを何点か作ってみました。
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上記のサンプルはよくある駄洒落。ネタとしては常套手段だがあえて作ってみた。昔、日本テレビ系列の「ビートたけしの全日本お笑い研究所」という番組で、「いつもおなかを壊している野球選手は誰でしょう?」という問いに「ゲーリー」という回答があったことを思い出した。ちなみにゲーリーは、1988年頃に中日ドラゴンズで活躍していたプロ野球選手の名前。
軽い笑いを取る場合はこうした駄洒落的手法でも良いが、安易になりがちでいまひとつパンチに欠ける。
コラージュで深みのある笑いをとったり、あるいは風刺を込めたいときなどはアナグラムが有効だ。アナグラムは文字を並び替えて新たな言葉を作る、いわば言葉遊びだ。簡単な例を示すと、「マイケルジャクソン」→「ジャイケルマクソン」。
余談ながら「増田胃腸丸」は富山の置き薬の一種とのこと。
→Watch Seiko アナグラムのソシュール
→はてな1044507900 アナグラムについて
→関東中央病院・「くすりばこ」
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看板はできるだけ見る人に強い印象を与えることで訴求力を増す。カラーリングもさることながら、商品名のロゴタイプ、説明標記の書体にもひとふた工夫が加えられている。
そんなロゴタイプ類を改変するのはあまり勧められたことではないが、ロゴの形状を変形させることで、新たなモノゴトの名称をつくりだすことができる。漫画表現のひとつに、実在する商品名をもじって架空の商品名を作り、それを背景画等に書き込むものがあるが、オリジナルの商品名を知っていると、背景に描かれるこうした「ロゴ変形型」を鑑賞することで作者の観察力やギャグセンスの程度がよく分かったりする。
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既成の作品の特徴を捉えて、笑いや風刺を目的に作り変えることを「パロディ」と言うが、パロディはその時代の世情や社会情勢と密接に関わり、その背景にある製作当時の情勢や事件などを理解しつつ鑑賞することが求められる。
上記のサンプルについて、これ以上の説明は不要と思われる。転載無用。
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コラージュの表現にはさまざまな手法があるが、看板を題材としたコラージュを作る場合には、さきにも触れた、「駄洒落型」、「ロゴ変形型」、「パロディ、ブラックユーモア型」の表現パターンがヒントとなるかもしれない。
サンプルは、ロゴを変形させて作り出した言葉にブラックを感じる…と個々の表現パターンを併用して作成してみた。
「パラダイヤってなに?」というご質問は、検索エンジンで調べれば頻繁に出現するネタなので本稿ではあえて触れないが、防虫剤のことである。
1.増田胃腸丸…北海道上砂川町 1993年11月
2.三菱モートル・三菱蛍光ランプ…北海道上砂川町 1993年11月
3.キンチョール・金鳥…北海道京極町 1994年10月
4.純パラダイヤ…群馬県赤城村 2001年6月
(以上の写真提供:滋賀県・大塚様)
・コラージュ制作年月…2003年7月上旬
※コラージュ看板はもちろん、実在しません。








