最近のイチ押し ダメ出し / No.1088 / 2003.11公開 | |||
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最近のイチ押し ダメ出し 1088 そろそろインフルエンザ対策の準備またまたこの季節がやってきました。 11月25日 そろそろインフルエンザ対策の準備 冬が近づき、いよいよ私たちを悩ませるインフルエンザの季節となりました。今年の始め、私も程度は弱いながらもインフルエンザにかかってしまい、特効薬のお世話になりましたが(→コラム1075参照)、油断しているとウィルスは容赦なく襲ってくるものだということを体験しました。 さて今年も大流行の兆しとのニュースが入ってきましたが、今年始めの倦怠感を伴った熱、音楽を聴くと半音下がって聞こえたつらいことを思い出すと、流行する前に対策を立てるべく行動を起こしたいと思い、次の準備計画を立ててみました。 まず、いちばん簡単にできる予防策は、うがいや手洗いの励行で、これはすべての感染症対策の基本で、新型肺炎(SARS)への対策も同様です。これからの冬は、うがいを真水ではなく、ぬるま湯にヨード系のうがい薬を入れて「戦術強化」してみましょう。 また、ウィルスに感染しない抵抗力をつけることも必要です。これは日々の食事で補うしかありません。中でも鍋料理は手間がかからない上に野菜をたくさん取ることのできる素晴らしい料理で、私は冬場の夕飯はいつも鍋料理です。具材に迷いながらも豚肉と春菊は必須アイテムとして常備しておきましょう。この2品は栄養面、味覚面、そして価格面でも優れものです。
次に睡眠時間の確保も欠かせません。疲労を残せば残すほど、抵抗力は落ちていきます。このところ私は深夜までネットを漁っていますが、ずっと身体を動かさなくとも実は疲労は蓄積されています。むしろ運動をせず身体の姿勢を固定した状態を持続させている方が疲れるのだと、パソコンのモニターに向かいながら実感しました。 そして、さらなる戦術強化策は、「予防接種」を受けることです。私の小学校時代はインフルエンザの予防接種は必須で、否が応でも受けなければなりませんでした。ところが、予防接種による後遺症が度重なったこと、ワクチンの有効性に疑問が持たれたことなどから、その後学校では任意に接種するようになりました。私も小学校を卒業して以来、インフルエンザの予防接種は受けていませんでした。
しかし、2002年10月の健康保険法改正(改悪と言った方がいいのか…)で今年の4月から医療費の自己負担率(被保険者本人)が3割に上がり、そう気軽に医者にかかれなくなることを考えると、感染する前に自己防衛をしておきたいという気分になります。
予防接種は近隣の病院や診療所で行なっています。私もさっそくかかりつけの診療所で受けてみましたが、特に予約は不要でした。院内を見回すと自治体から接種費用の一部を負担してもらえる65歳以上の高齢者がやはり多いですが、会社勤めや自営業の方も結構受けていることが分かりました。 医師曰く、「今年の始めは特効薬が品切れして困ったよ。(予防接種を受ける人は)結構多いね。週をあけてもう1回接種と言われているけど、若い人ならば1回でも大丈夫でしょう」とのこと。 さて、この対策が果たして効力を発揮するか…。考えても始まりません。まずはやってみようということです。
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→asahi.com
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